偉人のエピソード逸話集

創業者、名経営者、政治家、偉人のエピソード、逸話を大公開!

堤康次郎と後藤新平(大物政治家) 

堤康次郎(つつみ・やすじろう)略歴
1889年~1964年(明治22年~昭和39年)西武グループ創業者。滋賀県愛知郡(えちぐん)八木荘(やぎしょう)村生まれ。早稲田大学政経学部卒。各種の事業を始めて失敗したのち、大正7年軽井沢開発に着手。大正9年箱根土地㈱設立。昭和3年多摩湖鉄道創立。昭和20年西武鉄道設立。昭和27年衆議院議員。昭和28年衆議院議員議長。75歳で没。著書に「私の履歴書」(日本経済新聞連載、昭和31年7月)他。

関連サイト
このブログのトップページ(目次)http://bit.ly/xLH35E
堤康次郎(西武グループ創業者)語録 http://bit.ly/o4yNzo
会社や仕事を選ぶな(就職が決まっていない学生に向けて)http://bit.ly/xwYRF5





平成21年3月21日
題名:「創業者の精神①」


 
大正6年、「今は経営者にしても気宇広大な奴がおらん。この軽井沢あたりも君のような若い者が50年ぐらいの計画で開発したらいい」と当時の大物政治家、後藤新平に言われ、軽井沢の沓掛(くつかけ)地区に80万坪の土地を当時の価格3万円で買収したのが、まだ30歳にも満たない青年でした。この青年が後に西武グループを築く堤康次郎です。つまりこの沓掛地区の開発が西武王国を築くルーツとなります。

郵便局、鉄工場、雑誌の経営、真珠の養殖など次々と事業に失敗し最初の成功のきっかけとなったのがこの軽井沢の沓掛地区の開発になりますが、堤は「もうけようと考えたのがいけない。この世の中のために少しでもできるだけのことをしようと奉仕の心だった。そして最初に考えたのが不毛地の開発事業だった。」と当時のことを述懐します。

儲かっている会社は必ず事業、サービスを通じて社会貢献をしております。これなくして継続して利益を出すことはできません。そしてトップが必ず私欲ではなく世のため人のために尽くそうという気持ちで事業やサービスを展開しています。利益だけを追求すると目先いいように見えても長続きはしません。

しかしそれにしても、当時の3万円は今では何十億、何百億に相当しますがこれだけのキャッシュを30歳にも満たない堤がどうやって用意したのか? このことは私は、日本の経営史の最大の謎の一つと思っております。
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  1. 2009/03/21(土) 17:54:51|
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