偉人のエピソード逸話集

創業者、名経営者、政治家、偉人のエピソード、逸話を大公開!

山内健二(山之内製薬創業者)

山内健二(やまのうち・けんじ)略歴
1899年~1969年(明治32年~昭和44年)山之内製薬(現・アステラス)創業者。兵庫県加古郡(現・加古川市)に農家の五男として生まれる。大正9年、大阪貿易語学学校卒業後、高木商会へ入社。大正12年、大阪市西区に山之内薬品商会を創立。「ゲリゾン」、「アルバジル」などをヒットさせる。昭和15年、社名を「山之内製薬」とする。69歳で没。

関連サイト
このブログのトップページ(目次) http://bit.ly/xLH35E
偉人の名言格言集 http://bit.ly/o1ny2l
山内健二の知られざる逸話他
■真に社員を大切にする経営者 http://bit.ly/ypj1n9
■後発企業が新規参入するための方法 http://bit.ly/xct0As
■終身雇用崩壊とともに失われたもの http://bit.ly/xa7tnC





平成21年8月8日
題名:「発展する会社はどんな人にも丁寧な対応をする」



「会社へ出入りする人は皆、お得意様と思え」これは山之内製薬(現アステラス製薬)の創業者、山内健二が常に社員にいい聞かせていた言葉であったという。

ある時は朝の訓示で「会社に出入りする人は清掃屋さんもお得意様と思え」と述べる。清掃屋さんも商品を使って下さっているかもしれないし、今後使って下さるお客様に成りえるかもしれないということなのでしょう。

またある時は玄関に入ってくる人に対する社員の心構えとして「第一に玄関を入ってくる人は全てお客様である。得意先はもちろんであるが、山之内に商品を納入している仕入先(原材料)、食事を提供する弁当屋さん等、あらゆるサービスを提供してくれているために山之内の企業が成り立っているわけである。一つがかけても仕事に支障をきたし会社の運営がうまくいかなくなるのである。以上の心構えで会社に訪問する人に接して欲しい」と述べる。

購買部には購買の心構えとして「購買部というところは家に例えるなら、営業部が表玄関なら購買部は裏玄関に当たる。従ってそれだけ重要なところだから、それ相当な心配りで当たりなさい。いやしくも物を買ってやっているという気持ちを持ってはいけない。当社の製品は取引先のお蔭でできるのだから、相手様に対しては物を売ってもらっているという気持ちで接しなさい。」と述べる。

当時の山之内の大阪店の受付嬢の丁重な対応ぶりは、道修町界隈で評判であったという。  

後発である山之内製薬が発展しえた要因の一つには会社に関わる人を全てお得意様と思い接するということが、社員の末端にまで浸透していたこではないだろうか。そのような会社が取引先や業者さん、消費者から信用を得られない訳がありません。

逆に営業の電話がかかってくると無愛想に電話を切る会社は多いと思います。電話をかけた人はもしかしたらその会社の製品のユーザーであるかもしれません。また上場企業であれば株主であるかもしれませんし、将来株主になってくれる人かもしれません。しかしそのようなことを意識して電話に出る会社の社員がどれだけいるでしょうか。営業の電話をかけた人にしろ、出入りする業者さんにしろ、無愛想な対応や横柄な対応をされればその会社のことに決していいイメージを持ちません。その会社の製品やサービスを使わないし結果評判も落とすでしょう。

経営者の姿勢がそのまま社員に反映される要素が大きいでしょうが、日々どのような気持ちで会社と関わる人達と接するかが会社の興廃に大きく影響するでしょう。  

文責 田宮 卓
スポンサーサイト
  1. 2009/08/08(土) 23:57:28|
  2. 山内健二(アステラス製薬創業者)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<山内健二(アステラス製薬創業者) | ホーム | 山之内製薬創業者>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tamiyataku2.blog.fc2.com/tb.php/64-f40a2065
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)