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羽田孜元首相について思うこと

題名:羽田孜元首相について思うこと


「ミスター政治改革」として小選挙区制の導入などの政治改革に政治生命をかけた羽田孜(第80代内閣総理大臣)が、本日(2017年8月28日)、老衰のため82歳で死去した

羽田元首相とは長男の羽田雄一郎参議院の選挙の手伝いをした時に、お会いしたのが唯一の機会であったが、羽田元首相の秘書を務めた人とは何度か飲んだことがある

彼は、羽田元首相の話をする時に「政治のことは何もかもオヤジ(羽田元首相)に教わった」と毎回、目頭を熱くして語るのが印象的である

また、政権交代前、羽田元首相の顔色が明らかに悪く、疲れも溜まっているので、「夜の会合はキャンセルして休んでください」と進言したことがあったそうだ。

その時の羽田元首相の言葉が「政権交代が出来るかどうかの瀬戸際なのに、休んでなんかいられるか」だったそうです。これを聞いて、この人は本気だと改めて思ったという

彼(元秘書)の話を聞いていると、羽田元首相のことを尊敬し、心の底から感謝していることが、いつも伝わってくる

田中角栄元首相の秘書を務めた早坂茂三が、総理になるには、「自分のために命をかけてくれる人が5人はいないと駄目」と、本の中に書いてあるのを読んだことがある

実際に不幸な話であるが、竹下登元首相の金庫番と呼ばれた青木伊平という人は竹下を守るために自殺したと言われる

私は、命をかけるかどうかは別として、大成する政治家には必ず、この議員に一生付いて行くという秘書がいると思う。例えば、小泉純一郎元首相の飯島秘書官のような存在である

野田佳彦元首相にも、野田さんに惚れ込み、ずっと一緒に行動を共にしている秘書官がいます

私は大学在学中に国会議員の宿舎で守衛(警備員)のアルバイトをしていたが、大学卒業後、縁あって、その宿舎で寝泊まりしていた国会議員の秘書になった。その国会議員が、松下幸之助が設立した松下政経塾2期生であった関係で、松下政経塾1期生であった野田元総理の事務所に私は何度も出入りすることになった。それで野田元総理の秘書のことを知っているのである

最近、ある女性の国会議員が、車の中で秘書を罵倒し暴力を振っている音生が表ざたになり、問題になっている

私は他にも秘書に暴力を振るう議員を知っているが、そういう議員は大抵、次の選挙で落選している。この女性議員は、たまたま、自民党が連続で圧勝したので2年生になれただけである

そもそも、秘書は一番身近な存在である。その一番身近な秘書から尊敬も支持もされない議員が国民から長く支持されることはあり得ないだろう

私は、その政治家が大成するかどうかの基準の一つに、その政治家を心酔している秘書がいるかどうかを見ることにしている

秘書が次々に辞めていく議員には将来があまりないと見ていいだろう

このことは経営者にも言えると思う

昔、ソニーの創業者の一人、盛田昭夫の秘書をしたことのある人に、「盛田さんはどういう人でしたか?」と聞いたことがある

彼女の答えはこうでした
「盛田さんはね、自分が世界でどんなに有名になっても、井深さん(ソニーのもう一人の創業者)のことを悪く言う人がいたら、身内だろうが、なんだろうが絶対に許さなかった」

マスコミは、井深、盛田の不仲論を度々書きたてたようだが、この一言で、2人が心の底から信頼しあっていたことが分かる

大成する人には必ず、良き師がいるし、また絶対的に信頼できる片腕となる人がいるはずです。どんなに学歴優秀で、頭が良くても、秘書や従業員がボロボロ辞めてしまうような人に未来はないといえよう

話は変わるが、先日、ジェームス・スキナー(世界的なベストセラー「7つの習慣」を日本に紹介した人物)が、フェイスブックのライブ配信で、「自分の師匠は中村天風(思想家)の弟子だったから、自分は中村天風の孫弟子だ」と語っていた

ていうことは、私は松下幸之助の孫弟子?ということに・・・いや、これは、ど厚かましいので自分で孫弟子とは言えないが、知り得た有益な情報は、今後もアウトプットしていきたいと思う



■略歴
羽田孜(はた・つとむ)
【1935年~2017年】日本の政治家。内閣総理大臣(第80代)、衆議院議員(14期)、農林水産大臣(第9代、第12代)、大蔵大臣(第88代)、外務大臣(第121代)、新生党党首、太陽党党首、民政党代表、民主党幹事長、同党特別代表、同党最高顧問などを歴任した

■略歴
中村天風(なかむら・てんぷう)
【1876年~1968年】日本の思想家、実業家。日本初のヨーガ行者で、天風会を創始し心身統一法を広めた。著書『真人生の探究』『錬身抄(財団法人天風会)』『研心抄(財団法人天風会)』『成功の実現』『運命を拓く』『中村天風の生きる手本—世界でいちばん価値ある「贈り物」』『いつまでも若々しく生きる』など

■略歴
松下幸之助(まつした・こうのすけ)
【1894年~1989年】日本の実業家、発明家、著述家。パナソニック(旧松下電器産業)を一代で築き上げた経営者。自分と同じく丁稚から身を起こした思想家の石田梅岩に倣い、PHP研究所を設立して倫理教育に乗り出す一方、晩年は松下政経塾を立ち上げ政治家の育成にも意を注いだ

■略歴
ジェームス・スキナー
アメリカ出身の経営コンサルタント、作家、セミナー講師。早稲田大学で国際ビジネス論を学び、世界最年少のアメリカ合衆国外交官、NEC、財務広報コピーライター、アメリカ最大級の研修会社フランクリン・コヴィー社の日本支社長などを歴任
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  1. 2017/09/02(土) 07:38:02|
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